2月25日(日)、

講演会「運動がもっと楽しくなる姿勢のお話」

を開催しました。

 

前半は、井元雄一健康科学博士より、

「姿勢と体のホントのお話」。

 

姿勢のお話

健康科学博士 井元雄一先生

よい姿勢はどれでしょう?

みんなで姿勢をチェックしてみよう!

まずは、姿勢の基礎知識を

お伝えしました。

よい姿勢とは、どんな姿勢なのか?

 

姿勢よく過ごすために

必要なポイントをお伝えしました。

 

 

後半は、大林素子さん登場。

大林さんのバレーボールをはじめるきっかけを

お伺いしたり、

体や姿勢についての考えや質問を

あげていただきました。

 

そして、

どうしたら体はやわらかくなるのか?

 

どうしたら、

大きく腕を動かすことができるのか?

 

 

よくある体の動きの要望に対し、

体の動きと姿勢や体の状態との関係を

井元博士に解剖学と姿勢科学の観点で

解説してもらい、

姿勢が悪いとできなかった

本来の動きが、

姿勢を変えると

もっとよくできるようになることを

教えていただきました。

 

姿勢が悪くなると、

体を支えるのに

体にかかる重さの負担は

本来の2~10倍に増えます。

 

さらに、スポーツでは、

通常の日常生活ではかからない

衝撃が体にかかります。

 

たとえば、

マラソンでは

ランニング着地時で

体重の3~4倍、

フィギュアスケートでは

ジャンプ後に体重の5~8倍の

負担が体にかかります。

 

そうした負担や衝撃で

起こる損傷の例としては、

腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア、

靭帯損傷、半月板損傷、

ジャンパーズニーなど。

そうしたケガや故障が

パフォーマンスを左右するだけでなく、

選手生命の短縮につながるのです。

 

地球の重力の中で

いかに体を上手に支え、

いかに体を上手に動かすのか。

 

その秘密が

「姿勢」にあり、

なのです。

 

この講演会の直前に発売された

雑誌のインタビュー記事で、

大林さんが

健康維持のための運動について、

「一人一人、体の状態は違うこと」

「自分に合った無理のない運動を

見つけることが大事」

と答えていらっしゃいました。

 

まさにそれは

姿勢調整師である私たちが、

皆様にお伝えしていることです。

 

スポーツをしている人の中には、

体に合わない

無理なトレーニングで

体を壊す人もいます。

 

大林さんが

なぜそうした考えに

いたったかといえば、

選手時代に、体力づくりで

バーベルを上げるのに、

自分の体重以上の重さを

上げる選手もいれば、

そこまでできない選手もいる、

ということがあり、

同じスポーツをする仲間でも、

人によって体の状態は違うことを実感した、

ということでした。

 

一つのトレーニング方法が

全員に必ずあてはまるわけではない、

ということですね。

 

井元雄一博士、

大林素子さん、

ありがとうございました!!

 

 

新東京カイロプラクティック協同組合、

東京都姿勢調整師会のメンバーが

お届けしました。

 

姿勢の講座、講演、講師派遣いたします。