令和2年1月18日、岩手県姿勢調整師会主催「第9回岩手県民の健康を考える講演会」に県内外から110名を超えるお客様にお越し頂き開催されました。
講師は日本の徒手医療業界において長年活躍され県内外の学校や公共施設での講演活動を多数開催しヨーロッパの権威ある学術誌「トランシルヴェニアン・レビュー」において論文が掲載されるなど、姿勢科学の専門家として活躍されている小野寺靖 博士(健康科学)。
「姿勢バランスと足のトラブル」~100年歩けるカラダづくり~をテーマに講演されました。
第一部では姿勢バランスが原因で肩や腰、そして足などの可動域が減少し痛みを抱える原因になるなど、姿勢を良くすることが健康につながることを姿勢調整デモストレーションを通じ分かりやすく説明していただきました。
第二部ではテーマの足のトラブルについて説明していただき、幼少年期のねん挫などの怪我の処置の仕方で大人になったときに体の歪みや痛みなどのトラブルの原因になっている事など骨格の構造を説明していただきながら解説していただきました。
会場では、体の不調の原因は歳のせいと思われている方が多く、痛みのある所だけを治すのではなく身体全体を調整する、すなわち姿勢を調整しより良いバランスをとることが大切であることと、一人一人が正しい知識を持つことが必要であると話されました。
聴講されたお客様からは『姿勢よく』という言葉はよく聞くが安易に使っていたと気付かされた。姿勢科学という言葉も初めてだったとの感想でした。また、学校や職場でも一人でも多くの方に聞いてもらいたい内容で、姿勢調整師会の方々の活動を応援したいという嬉しいお言葉もいただきました。