第14回国際セミナーの受講生の皆様へ、
講師のサラ・マソブ先生より
メッセージをいただきました。

今回のセミナーでは、講義全体を通じて
受講生にどんなことを伝えたいと考えて
準備されてきたのか、教えてください。

「最も重要なのは、損傷の特徴と治療方法を知ることの
重要性を理解することです。
そして損傷と治療方法を知るだけでなく、
いつ他の専門家にまかせるべきかを知ることです。
たとえば、どんな時に医師の診断を受けるべきなのか。
そして、同時に、セラピスト一人ひとりが、
患者さんの損傷の改善プロセスの中での
自分の立ち位置(役割)を知ること。
たとえば、1人の患者さんが手術を受けることになった時、
手術の後にリハビリのサポートや回復を助けるでしょう。
でもそれだけでなく、損傷の再発防止や
よりよい未来へのアドバイスを
しっかりと伝えることが大切です。」

 

日本の姿勢調整師たちにメッセージをお願いします。

私は人生で一番大切なのは、知識と学習だと思います。
学ぶのに遅すぎるとか若すぎるということはありません。
知識欲を持ち、常に「もっと学びたい!」
という欲求を持つことが重要で、
それが私たちの人生を豊かにしてくれるのです。

そして、私のようにさまざまなキャリアを経験してきた人でも、
一つの仕事を長く続けている人でも、
知識をつけ、学び、応用する能力が、
生きる知恵になります。
だから、学びを深めることが大切です。
これからも学び続けていきましょう!

受講生の皆さんに贈られた、サラ先生からのメッセージカード。↓↓

 

 

Sara Mathov DC, DACBR, ATC
ウェスタンステイツ大学 前副学長
現・カリフォルニア芸術大学 副学長

ドクターオブカイロプラクティック、アスレチックトレーナー、
アメリカカイロプラクティック放射線委員会 認定 カイロプラクティック放射線科医

1999年モンタナ州立大学で理学士を取得後、2003年にノースウェスタン健康科学大学でカイロプラクティック学士を取得。
カイロプラクティッククリニックの臨床、アスレチックトレーナーとしてフットボール、バスケットボール、クロスカントリーなどのチームのスポーツ医療活動。放射線科・画像診断の業務、南カリフォルニア健康科学大学での放射線医学の大学院研究活動後、同大学の助教として教壇に立つ。
2008年よりウェスタンステイツ大学DCプログラム助教、2010年、エクササイズとスポーツ科学修士プログラム 教授を経て、2013年からエクササイズとスポーツ科学の修士プログラムを担当。大学のオペレーション、カリキュラム、クリニック活動、スタッフ教育、プログラムを成功につなげるプロセスなど、大学修士プログラムの運営を担当。2022年1月よりカリフォルニア芸術大学 副学長。