11月23日(水・勤労感謝の日)に明石市内において、兵庫県姿勢調整師会が主催する「県民の健康を考える講演会2022」を兵庫県・明石市や神戸新聞社の後援を受けて開催しました。今回で8回目の開催となり、国・県議会議員様からも多数の激励メッセージを頂きました。

今回は『スポーツと姿勢』をテーマに田邉 創 博士(健康科学)を講師にお招きし、会場はスポーツ関係者や姿勢に興味のある方など約70名で満席となりました。講演の冒頭に「胸を張った姿勢は一般的にいい姿勢と思われているが、理想的な姿勢ではない」「脱力して、肩や首が小さな力で動かせるのがいい姿勢」と正しい姿勢の基本のお話しがありました。また「さらに姿勢が悪くなることで関節の可動域が小さくなり、筋肉にも影響が出てくることが肩こりや腰痛の原因となり、ますます姿勢が悪くなる」と、姿勢悪化の機序などの専門的な内容にまで及びました。

 

「まずは自分がどのような姿勢をしているのか知る必要があり、知った上で自分に合った姿勢改善法を選択してほしい。そのためにも正しい知識をつけてください」と締めくくられました。