初日の特別講演は、大川元久先生

(MD, PhD、倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学科 教授)

による「脳神経外科医からみた手技療法の一例」。

 

脳神経外科医、救急医の一人として、

西洋医学の医療、手術、薬について、

手技療法(カイロプラクティック)について

こんなふうに考える、

ということを、

ご自身の体の治療・改善の体験を元に

お話しいただきました。

 

自分の身に起こったことを、

医師の経験と知識をもとに

どう対処し、症状がどう変化し、

何がどのように作用したと考えたのか、

ということを、一例として

ご自身の検査画像も使いながら

くわしく解説していただきました。

大変興味深く、貴重な内容でした。

 

 

井内 隆詞先生(PhD、一般社団法人 KCS)の

ミニ講演「姿勢調整における「分析」と「処方」」。

 

姿勢調整法では

「姿勢」をどのようにとらえているのか。

姿勢の変化でどんな問題が生じ、

それをどのように分析し、

調整の処方をしているのか。

部分治療にはどんな問題があるのか。

どんなアプローチが必要なのか。

 

井内先生から、

姿勢調整法の考え方、

アプローチについて、

お話されました。

 

手技療法の世界情勢についてご講演いただいたのは、

韓国 韓瑞大学(HANSEO University)の

カイロプラクティック学部長、

HanSuk Jung 先生(DC, PhD, CCSP, FCBP)

「アジアのカイロプラクティック教育の役割の現状と未来」。

 

通訳を担当されたのは、中垣大会長。

 

カイロプラクティックの歴史から、

今に至るまで、そして、これからの

カイロプラクティック教育のあるべき姿、

教育がはたす役割について、

お話されました。

 

 

一番大切なことは、

関係者が一体となって

協力しあうこと、

一つになること、

ということを伝えていただきました。