2021年2月8-9日の
JFCP国際セミナーワークショップの
ようすを、本会場の視点からご紹介します。
講師のサラ・マソブ先生は、
アメリカのウェスタンステイツ大学の
副学長。画像診断、スポーツ医学が専門です。
テキストの翻訳と通訳は、
産業医科大学の河村洋子先生。
公衆衛生が専門です。
今回は、国内外11か所をつないでの
開講となりました。
受講生は89名、
予定どおり全員が出席しました。
開講式では、
日本カイロプラクティック協同組合連合会(JFCP)
岸田和美理事長、
通訳の河村先生から、挨拶をいただきました。
このあと、
アメリカのサラ・マソブ先生から
ライブで開講の言葉もいただきました。
今回のテーマは
「姿勢制御:評価と再適合(後編)」。
今回は歩行のメカニズムを中心に
人間がどのように歩行し、
体のつくりやしくみが
歩行にどのように働いているか、
どのように観察し、検査し、改善をしていくか、
を深く学んでいくものとなっていました。
受講生たちは、
講義中に出てきたペアワークを、
休憩時間に各自で自主的に行って、
理解を深めていました。
2日目には、4つの症例をもとに、
グループに分かれて、
その患者さんの観察や検査に必要な視点、
どのように症状を改善していくのか、
を各自が考え、そのあと、
グループみんなで話し合い、
意見を交換し、
グループごとに改善方針をまとめました。
グループワークでまとめた結果を発表。
サラ先生に講評をいただきました。
つかのまの休憩の一コマ。
といっても、受講生たちは
セミナースタッフでもあり、
自分たちで会場設営やセミナー運営をおこなっているので、
休憩時間の間にも各自の役割を
それぞれ行っています。
どの程度理解しているか、
の習熟度試験。
みんな緊張しながら、
試験問題に向き合っています。
そして、2日目最後の、
「攻める経営講座」。
こちらの担当講師は、JFCP 井元雄一理事。
JFCP認定セラピストになるための
ステップの案内のあと、
「夢をかなえる魔法のシート」を使って、
グループコンサルティングがおこなわれました。
このワーク、
国際セミナーで毎回行われるのですが、
「振り返ってみたら
いつの間にかかなってた!」
「魔法のシートに書いたことって
本当に実現するんですね!」
と過去の受講生に聞くと、
口々に興奮気味に話してくれる、
不思議なワークです。
姿勢調整師は、セラピストでもあり、
事業者でもあります。
やりたいことを実現するために
必要なこと、一人では困難に思えることを、
仲間たちが応援して、
実現の後押しをしてくれる。
そんな時間です。
みんな楽しそう♪
今回は、いつものワークに加えて、
もう一つ特別なワークが井元理事より
プレゼントされました。
セミナー終了後、受講生から
「感動した!」
「涙が出そうでした」
という感想を、聞きました。
少人数の会場を接続して、
一緒にワークをしてもらうシーンもありました。
最後は、閉講式。
通訳の河村先生からの講評、
JFCP 八田理事からの
閉講の挨拶をいただきました。
今回、全受講生が習熟度試験に合格し、
修了証を受け取ることができました。
受講生代表として、
首都圏会場の中尾ありさ先生(東京都姿勢調整師会)
が岸田理事長から修了証を受け取り、
これからの意気込みを伝えてくれました。
感染症流行拡大にともない、
外出や運動の機会が大幅に減少しています。
これから歩行に支障をきたす人たちが
増えていくことが懸念される中、
今回の講義は私たちにとっても、
日本人全体にとっても、
タイムリーで必要な内容だったと
思います。
今回の学びを地域の皆様、
日本の皆様の健康づくりに役立て、
皆様に元気とハッピーをお届けしていきます!