子どもの姿勢

過去に東京都姿勢調整師会の公式ブログで、

「子どもの通学時の荷物の重さ」

について書きました。

 

こちらのブログでも同内容を書いて

問題提起しています。

子どもの姿勢と教科書の問題【東京】

 

 

この記事をもとにその後

テレビ局の制作担当の方や

新聞社から取材依頼がありました。

 

読売新聞社の「YOMIURI ONLINE」

深読みチャンネルに

取材協力した記事が公開されましたので、

ご紹介します。

 

↓↓↓

重すぎるランドセル、“リスク”も背負う子どもたち

YOMIURI ONLINE 深読みチャンネル

(大正大学教授 白土 健)

 

今回、子供の背負う荷物の重さと

体や姿勢への影響について回答するにあたり、

海外の関連研究の論文をチェックしたのですが、

海外でもスクールバッグの重さが

問題になっていることがわかりました。

 

海外ではさまざまな調査研究により、

子どものバックパックなどの重さの目安を

「体重の10%以下」とすることを

目安としているようです。

 

20年近くかけて成長を続ける人間の体なので、

成長過程の半ばにある子どもたちの

筋肉も骨格も姿勢も、

まだまだ不安定です。

 

 

荷物の重さをある程度のラインで

制限することが、

子供のQOL向上につながり、

慢性痛の予防につながる、

という、

今現在のことだけでなく、

健康な体での成長を促し、

未来の日本人の腰痛を減らし、

介護予防になる可能性まであります。

 

そう考えると、

国、教育機関、各家庭がそれぞれ協力して

取り組んでいくべき

大きな課題としても

大げさではない、と思います。

 

 

http://tokyo-shisei.hatenablog.jp/entry/2016/10/23/170432