11月23日に兵庫県姿勢調整師会西播磨地区主催の「県民の健康を考える講演会」(後援:姫路市教育委員会)を、手柄山交流ステーションで開催しました。より参加しやすいようにと、県内を3地域に分けて初めての開催です。    

 今回のテーマは「姿勢と健康~今知っておきたい姿勢のこと~」をテーマに姿勢科学士・姿勢調整師の菅野志野先生を講師にお迎えしました。菅野講師は「播州の人らって口悪いけど姿勢ええやん!!」を目指し、日々の臨床活動の傍ら、播磨地域のマルシェに出店、学校での講演活動にもご活躍であり、どのような話が聴けるのかワクワクするなかで講演が始まりました。

 

 始めに「姿勢科学」という学問があり「姿勢調整師」の仕事についてお話しされました。

 4つのタイプの姿勢の図を用いて、「良い姿勢は体に負担が少ないこと。悪い姿勢は猫背よりも平背であり、生理湾曲が無い平背は重力の分散ができず体に負担が大きい」ことを、脊椎模型を使って体験してもらいました。体験した方から「え~‼」と驚きの声があがっていました。また生理湾曲は、体が成長する過程で形成されることもお話されました。そして、腕が挙がりにくい参加者をモデルに、指先で少しだけ体を調整するとスムーズに腕が挙がるようになり、驚きの声と拍手が沸き上がりました。姿勢を良くするためには、意識することでは良くならない。まずは姿勢調整師が関節の調整を行い可動域を正常にして、その後にストレッチを行い縮んだ筋肉を伸ばしたり筋肉の強化をする必要があります。自身の健康、家族の健康のため正しい知識を学んで身につけて欲しいと、講演を締めくくりました。

 参加者のアンケートでは「姿勢の大切さを実感しました」「とてもわかりやすいお話で姿勢についてもっと知りたくなりました」「主人の足が悪いので姿勢も関係があるのか調べてもらおうとおもいます。ありがとうございました」など、感謝と喜びの声が寄せられました。  (投稿者:杉本雪子)           

 

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