2021年2月23日金沢港クルーズターミナルにて、全国姿勢調整師会と北陸中日新聞社から後援をいただき、姿勢科学定期講演会『スポーツ姿勢科学』を開催。お申込ではキャンセル待ちが出るほど応募多数のなか、人数制限を行っての開催となりました。

講師には、理学修士の髙山晴行氏をお迎えし、姿勢の大切さとともにスポーツとの関連性や姿勢調整の実演を交え講演をしていただきました。

当初は、10月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のなか、どのような開催方法で臨めば地域の皆様に安心して参加していただけるか検討を繰り返し、ようやく開催することができました。

どれだけの方が参加してくださるか心配しましたが、その心配は杞憂に終わり、募集間もなく定員達し、スタッフの席数を受講生の方に回し、応募いただいた方全員に受講していただきました。

姿勢調整デモンストレーションで姿勢を正しく変化させることで、腕が挙がりにくかったのが、スッと腕が挙上がすることを目の当たりにされた参加者の皆さんからは、大きな拍手が湧きました。

最後の講師への質問コーナーでは、「足のしびれや痛みも姿勢が原因なのか?」「足を組みたくなるのも姿勢が悪いから?」「姿勢を悪化させないための予防になるストレッチがあったら教えて欲しい」等、多数の質問をいただき、一つひとつに講師から説明をしていただきました。

また参加者の方々からは、「首の位置を少し動かすだけで手の上りがすぐ変わって驚いた」「身体のゆがみの治し方のヒントをたくさんいただけて良かったです」「とても話が分かりやすくどんどん姿勢科学について興味がわいてきました」などのお声をいただき、盛況のうちに講演会を終えることができました。

講演会後のアンケートには、もっと姿勢や体のこと、姿勢を良くする方法を知りたい、自分や家族、大切な人の姿勢ケアができるようになりたい、手に職をつけて地域の方達の健康ケアが出来るようになりたいという回答がたくさんありました。
このことは、正しい知識を求めている方が本当に多いことの現れだと感じ、大きさに関係なく啓蒙活動を継続し、伝える人を増やしていくことが本当に大切だと思いました。

講演会後、希望者には姿勢調整師による姿勢チェック会も行い、正しい姿勢と自分の姿勢の違いに驚き、姿勢改善への興味を沢山の方に持っていただけました。
北陸中日新聞掲載→https://www.chunichi.co.jp/article/207468?rct=k_ishikawa